事業について

東急ホテルズ＆リゾーツは東急グループの一員として、グループの精神と理念に則り事業を行っています。東急グループの原点は、1922年に設立された鉄道会社です。創業以来、鉄道路線網を拡大するとともに生活利便機能を充実させることで、沿線の地域価値を高めてきました。100年前から多角的なまちづくりに取り組んできた東急グループが、現在掲げるスローガンは、「美しい時代へ」。「美しい生活環境の創造」を目的に、グループ各社がさまざまな領域で事業を展開しています。その中で私たち東急ホテルズ＆リゾーツは、新たなエリア価値を創出する上で重要なホテル事業を担っています。東急グループの強固な経営基盤と、グループ間のシナジー効果を活かして、常に新しいチャレンジを続けています。

時代に合わせて変化を遂げ、
質の高い運営力を強みに進化

東急ホテルズ＆リゾーツの歴史は、1960年の銀座東急ホテルの開業から始まりました。東京五輪による海外旅行者の増加を見据えたもので、他にも日本初の外資系ホテル「東京ヒルトンホテル」（現「ザ・キャピトルホテル 東急」）を国際級ホテルとして先駆けて開業。その後も国内のビジネス利用や家族利用の増加に合わせてさまざまなホテルブランドを展開するなど、常に価値観やライフスタイルの変化に合わせて進化を続け、お客さまのニーズに応えてきました。そして、2023年4月には「東急ホテルズ＆リゾーツ」として会社を再編。東急ホテルズが紡いできた歴史と伝統を継承するとともに、チェーンの総合力を活用しながら、さらなる成長を目指す体制を整えました。具体的には、オペレーションに特化することで、“ひと”を一つの強みとしたホテル運営を行い、ホテルの価値を高めていきます。東急グループならではのまちづくりの目線を加えてホテルを運営することは、地域に高い付加価値を創造していくことにもつながります。東急ホテルズ＆リゾーツは、未来を見据えてこれからも進化を遂げていきます。

東急グループならではの
唯一無二の価値創出

私たちのホテル事業は、東急グループの総合力を活用することで、さまざまな付加価値を生み出しています。たとえばコンテンツ面では、Bunkamuraやシアターオーブ、SHIBUYA SKYなどの文化・ 芸術・エンタテインメントと掛け合わせることで、娯楽性と稀少性の高い体験価値を創造。また、ホテル経営や投資を検討するクライアントに対しては、東急グループが展開する多角的な事業を活用し、サービスや集客・送客力、収益性の向上など、総合的なソリューションを提案することができます。こうしてグループのシナジーを得ながら他社ホテルとの差別化を図り、お客さまにとってもクライアントにとっても唯一無二の価値を提供しています。

お客さまのニーズを満たす
多様なブランド展開

東急ホテルズ＆リゾーツ（または東急ホテルズ）は、各ホテルブランドのポジションを明確にし、ラインナップを拡大しております。従来の「東急ブランドホテル」に、独自の個性を有する新たなブランド群「DISTINCTIVE SELECTION」と、会員制滞在型リゾートの「東急バケーションズ」を加え、全国の都市やリゾート地でホテルを展開・運営しています。このように幅広く柔軟なブランドラインナップを提供することで、多様化するお客さまの利用シーンに対応。これからも、時代に合わせて進化を続けていきます。